読んだ本のこと

少し思うところあって、本に関することはこちらのnoteにまとめてます。おそらく今後はこちらに。 このブログに書いてたものも改めて読み返して、加筆して転載したりもしてますが、あんまり変わってないようでも自分の変化に気付いたりもします。

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すべての雑貨

すべての雑貨 西荻窪にある雑貨店「Fall」の店主による1冊。 「雑」という、「その他諸々」というようなニュアンスを含んだ「雑貨」というジャンルにあらゆるものが飲み込まれていっている現象を、「雑貨化する世界」と表現している。なるほど。 Fallが開店したのが2005年。(偶然ながらこのブログを始めたのもその年です)当時はスマホもFacebookもTwitterもなく、今に比…

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場づくり

ここ数日で一気に読んだ3冊。 場づくりの教科書 -  場とはなにか、コミュニティとはなにかという話から組織運営の指南書。 世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本) -  「素人の乱」店主による間抜けな場所(バカセンター)の作り方 パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100 -  副業ならぬ「福業」のつくりかた ちょうど1年前…

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DELFT DESIGN GUIDE

正月休みから少しずつ読んでた今年最初の1冊はひさびさのデザイン専門書。 デザイン思考の教科書 欧州トップスクールが教えるイノベーションの技術 -  今までで一番影響を受けた本は間違いなく 発想する会社! で、事あるごとに紹介しているのだけれども、その原題は"The Art of Innovation"。それに対してこちらは「アートではない」ときた。対極にあるものかと思ってたらそ…

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2015年

今さらながら、年のおわりに読んでた2冊。 70年前に起きたことを知り、ほんの少し前の時代を思い返しながら、2015年の意味を改めて考えてみる。 「橋本治という立ち止まり方」は2009年からだいたい3年間くらいの間に週刊誌に掲載されてたコラム。 政治的にも動きがあったし、震災もあった3年間。その時代がすべてにおいてよかった、なんてことはないのだけれども「なかったこと」にされつつあ…

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わたしがカフェを始めた日。

わたしがカフェをはじめた日。 4月に京都に行った際、ホホホ座で購入した1冊。 京都にある7軒のカフェの女性店主に、始めるまでのいきさつとか、開店直後のことなんかを取材しまとめたもの。これがすごく面白かった。 どの方もすごく本気なのだと思います。なんだけれども、力んだ感じが一切感じられないどころか、結構適当ですよと自ら言い放ってる、そんな人物像が伝わってくる。 それは商売人というよ…

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読んでいない本について堂々と語る方法

すこし前に私の周囲で「積ん読」について話題になってたところ、まさにそんなタイトルを見つけてしまって購入。 読んでいない本について堂々と語る方法 - いわゆるハウツーではなく、「読んだ」あるいは「読んでいない」とはどういう状態にあるかを解説し、語るのはどんな状況があるかをいろいろ引用しながら解説してくれます。が、その中で取り上げられてる本も著者自身がざっと流し読みしただけだったり…

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街場の戦争論

昨年の本なのだけど、今読むともう少し前かと思ってしまう微妙なタイムラグを感じます。 未来予測のように書かれたことがまさに現実に起こっていて、なに暢気なこと言ってるんだと突っ込みたくなる。 その早さ?が「今」なんだろうなと。

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ヒップな生活

今年の1冊目は以前から気になってたこれ。 ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉) - テクノロジーの恩恵をそれなりに享受しつつ、普段は自転車で行動して、カフェであれ本屋であれインディーズで活動してる人が回りにもいて、ローカルに活動している自分が、「決して裕福ではない知識層」に分類され、本書で書かれる「本人はそう呼ばれることを良しとしないヒップ」なのだということは否…

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里山資本主義

少し前に読み終えたのだけれども、今年読んだ中で1、2を争う良書。 この「里山資本主義」という言葉をどう解釈するのが最も適切なのかいまだにわからないけれども、足元で見過ごされてた資源に目を向け、循環する経済をつくり自立する、という考え方といったところでしょうか。 中国山地で林業とエネルギーを組み合わせることで、地域で循環する経済を実現してるのを例に、地域の資源を見つめ直し、そこ…

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ただものではない「何者か」

少し前に読み終えた、ブックコーディネーター、内沼晋太郎さんの仕事と本の話。 お話を聞く機会があり、そこでこの本の存在を知り、絶版で下北沢のB&Bにある在庫のみとのことで、行ってみたかった店でもあるのでこの際購入。 「本」のセクションでは手がけた数々のプロジェクトのこと。いろいろ試しながらやっていることが伝わってきます。刊行から3年ほど経っていていることを感じない。私も国立でいろい…

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ノマドと社畜と貧しい国について

twitterで話題になって一気に読んだ2冊。 ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える 日本が世界一「貧しい」国である件について 働きかたとそれにまつわる日本社会のオカシなところの話。 自分自身が歯車のようになっていながら「社会がおかしい」とまるで他人事のように言ってしまう前に、身近なところから振る舞いを考えろ、それをしないでただ騒いでたり、流れにのって…

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LE FORCHETTE DI MUNARI

ムナーリさんの「手」に見立てたフォークのイラスト集。 ジェスチャーを集めたSPEAK ITALIANのフォーク版(?)。

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本棚はおもしろい。

週末は書店員の話を聞いて、本棚を作る機会にお邪魔してきました。 たった1冊であっても、予約をすることは書店にとってはありがたいことで、書店の棚に少なからず影響を与えてるというは意識していなかったけれども言われてみてすごく納得。 予約したり問い合わせすることは同時に情報を提供することでもあって、逆に書棚の並びの中から思いがけず巡り会ったりするわけで、贈与経済みたいなものかと。 …

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WORK SHIFT

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉 未来の働きかたについて、テクノロジーの進化、グローバル化、人口爆発、長寿命と超高齢化、エネルギー問題などなどどれも確実に起こるだろうという変化に基づき、2025年の人々の生活のシナリオを例示して、さてどうすると読み手に問いてくる内容。 2025年にシナリオの通りになるかどうかはともかくとしても、変化は確実に起…

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ナリワイをつくる

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方 勢いで2回読んだ。 少し前に読んだ、「小商いのすすめ」の、かなりエッジの効いた実践編といったところでしょうか。エッジが効いてるのだけれども、真っ当と言われればその通り。そう思ってしまうのは日常の生活の中で、注意深く観察するといろんなことが発見できる自分の足下に気付くことすら無くなってるからなのだろうな。 「仕事」と「生活」をいかに無…

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なんのための仕事?

ふわふわとした調子の中に、ガツンとくるものがありました。 登場する皆さんのインタビューもすごくいいのですが、最後の西村さんの言葉がずしりと響いてます。 なんのための仕事?

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計画と無計画のあいだ

計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話 ミシマ社の起業から5年間のエッセイ。思いつきのような起業からドタバタ劇のような日常の連続で読み出したら止まらない。でもその日常の一コマ一コマの中に、三島さんの「まっとうなことをまっとうに通じる会社にしたい」という信念と素直な心、率直な疑問が伝わってきて熱いものを感じます。 それらも「考えてみれば」当たり前のことでもあっ…

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新年度

何かが変わった、というわけではないけど、なんとなく気分的にスイッチ。 そんな気になってる本を2冊。 だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル 小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ 去年の年末から再び会社勤めを始めて、いろんなところでギャップを感じています。何もかもが思い通りに行くはずなんてない、ということはアタマではわかって…

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おしえて!もんじゅ君

右だの左だの、いるのいらないの、それを言う以前に知らなさすぎた。 核物質のない世界で生きていくことはもはやできなくなったという事実は受け入れなければならないし、次の世代がどんな世界で生きていくことになるのかを考えることは、経済の二の次にするようなことではないように思います。

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