ル・コルビュジエと前川國男

仕事が切れたタイミングで江戸東京たてもの園へ。 コンパクトながら古い図面、手書きのドローイング、再現された図面などなど充実した内容。東京文化会館の断面模型すごかった。そして園内に移築され、常設展示されてる前川國男邸にも入れてすばらしい。 午前中で見終わるつもりが、夕方までしっかり入り浸ってしまいました。 一番使ってるのは新宿の紀伊國屋ビル。ほとんど意識せずに使ってい…

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郊外のススメ

郊外に住むわたしが、都心に出た用事のついでに都心でやってる郊外暮らしの展示へ。 「郊外で暮らす」ということについて、地場の工務店とデザイナーが中心になって、ファシリテーターを立てて、その像を描いてます。という解釈でよいのか正直自信はないですが、わりと明確に人物像を描いた上で住まいのモデルを提示されてます。実物モデルだけに説得力があります。実物でデモできるってやっぱりすごい。 「戸…

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復習

早くも1ヶ月が経とうとしてますが、ワークショップの復習。開催したいという問い合わせも頂いてます。 この椅子ひとつ組み立てるプロセスの中に、構造のこと、道具のつかいかた、材料の見方、釘の使い分けなどなどあらゆることが凝縮されていることを実感してます。 うまくヴィジュアル化できないかなあ。

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都市のイメージ

今関わってる、とあるプロジェクトで気になって、修士論文を書いてたときの参考文献をひさしぶりに手にしました。 写真は今回買った新装版ですが、論文執筆当時はまだ出てなくて、60年代に出た古いやつを大学の図書館で読んでました。 人が都市をどう認識しているか、という都市計画のためのリサーチが内容なのだけど、私がこれを知ったのも情報デザインの流れから認知科学とかそっちの文献を読んでたらそこ…

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ケーススタディとしての本屋

 連休の前半は新潟へ。主たる目的は稲刈りなのだけどせっかくなので新潟市内まで行って、2年前に鎌倉でやってたイベント以来、いつか行こうと思ってた北書店と、8月のイベントでお世話になったツルハシブックスを回ってくる。  8月本に関するイベントをやって、その後にレポートを書いたりもしたこともあってそこで聞いた話を何度も反芻しているのだけれど、どういう場所を作って関わるかとかいろいろ考える。北…

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東京駅100年の記憶

東京ステーションギャラリーで開催中の「東京駅100年の記憶」を観てきました。 ギャラリーに入るのは初めてですが、出る改札さえ間違えなければ電車下りてすぐ。いいですね。 駅そのものの歴史がテーマなのですが、鉄道に特化している訳でもなければ建築に特化しているわけでもなく、政治的な事件の記録も産業史的なこともあり、首都の中央駅としての宿命のようなものも感じられます。若干の手前味噌の風味もあ…

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HOUSE VISION

これも先週なのだけれどもHOUSE VISION。 「今現在の時点で考えられる、未来の住まい方はこんな感じ」と言ってしまうと陳腐ではあるけれども、7つのモデルハウスでそれぞれ企業や建築家が展開しているのを、なるほど、というのが半分、残り半分はいくらか懐疑的に見てました。 本当にその通りになるかどうか、あんまり信用していないというかある意味割り切った見方をしてしまうのは、10年くら…

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モバイルハウスのつくりかた

モバイルハウスのつくりかた これを観たのはもう1ヶ月以上前なのだけれども、「住む」ってどういうことなのだろうと頭の中でぐるぐる。 路上生活者のフィールドワークから始まって、(不動産ではない)モバイルハウスを実際作ってしまったというドキュメンタリー。制作指導は「多摩川のロビンソンクルーソー」と呼ばれる路上生活者。 坂口さんが敬意を持って接しているのが凄く伝わってくるのだけれ…

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テマヒマ

テマヒマ展<東北の食と住> 食と住をテーマに、東北地方に息づいてるさまざまな「文化」の集積。 脈々と続いてきた営みのなかで編み出されてきた知恵や習慣。登場する人々の表情と、手に刻み込まれてるものの偉大さに圧倒されっぱなしでした。70代80代のじいさんばあさんが登場するけれども、みんな元気で若々しい。 籠、木箱、織物、笹巻き、駄菓子、保存食、器・・・ 人間の凄さと同時に、そ…

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できますゼッケン

きのうは東京にしがわ大学の授業。 首都大学の市古先生を招いての「減災」のワークショップに、撮影スタッフとして参加してきました。 災害をゼロにすることはできないこと、それを前提にいかに「減災」していくか、行政がやること、地域がやること、自分たちでやること、それと同時にそれぞれが「できない」ことも存在していることはそういえばそうなんだと。 それと、都心に勤めに出てる人が…

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「身近な素材」であるために

先週末は北海道へ。 札幌から雪祭りをほとんど横目に旭川。木工コミュニティの冬キャンプに参加してきました。 極寒のなか、かんじき履いて山に入り、そこで木を1本間伐してくる、というもの。 本当は丸一日かけて山を知り木を見定めて、という内容のはずでしたが、札幌を朝一番に出るも旭川に向かう電車が途中の大雪のために2時間以上遅れて着いたら昼。そのため半日コースとなりました。 やって…

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神田の家

先月までは近くに通ってたこともあって、御茶の水とか神保町あたりを結構ぐるぐるしてました。 それで見つけたのが神田の家。 神田明神の中というか隣にあります。 元々はお堀端、いまの竹橋辺りにあったという江戸の木材商の家を移築した建物とのことですが、その場所もしかり中に入ってみて驚いた。 材木商だけあって、使っている素材がとにかくすごい。天井板に屋久杉と霧島杉を使ってたり、和室の欄…

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東京都庭園美術館

改修工事のため今月末で一時閉館になる庭園美術館。最後ということで建物そのものを公開しています。 これまでにも何度か行っているところだけれども、展示品の無いところでその空間のしつらいをじっくり観てみると、金物、照明、柱の処理、窓、カーテン、ラジエーターカバーなどなどひとつひとつのディテールに発見があります。 たしかにいたるところに手の込んだ仕事があって、たしかにそれは装飾なのだけれ…

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選ばれし者たち

科学未来館で開催中(10/2まで)の「メイキング オブ スカイツリー」 スカイツリー建設にまつわるエトセトラな展示。機械とかテクノロジーとか工法とか鉄骨とかいろいろ。いままさに作っているところ、その進行具合をいろんなところから見えてる、というシンクロ感はまさに今だけ。タワーの一番上のクレーン操作室からの風景の3D映像は凄かった。 建設現場はほんの少しだけ関わったこともあって、朝8…

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zapfino

「ヘルマン・ツァップ&グドルン・ツァップ カリグラフィーの世界」。25日まで。

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福田繁雄大回顧展

川崎市民ミュージアムの福田繁雄展へ。 1枚のポスターでも、ただ面白いだけでなく、そこに込められたメッセージがものすごい迫力で迫ってくる。 そのメッセージを伝えるために、人を引き寄せるトリガーとしてユーモアが込められている、ということに目からウロコ。 ポスター以外にも、木の玩具とか「使えないプロダクト」や立体オブジェなんかもあって、膨大な量の実験を自分でやっていたことに驚きです。…

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セヴァンの地球のなおし方

1992年、当時12歳の少女による伝説のスピーチ。 この少女が29歳になって子供を授かった2年前に制作されたドキュメンタリー、「セヴァンの地球のなおし方」 19年経ったいま、かわっていないどころか状況は悪くなっている現実はショックです、と他人事のように言ってしまうことの無力感もあります。 食を中心に地産食材や有機農法などの取り組みの例も取り上げられていて、ただ悲観的になるだけで…

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