
土曜日は、21_21 Design Sifhtで開催中の「骨」展へ。
takramの畑中さん、渡邊さんによるトークが目当て。
ミラノサローネでの東芝の展示とか、「water」展の超撥水インタラクションなど、最近の作品について、そして今回出展している六足歩行ロボットの開発秘話を聞いてきました。。
デザインエンジニアリングファーム、という形態に至った経緯もかいま見られたり。
「xxデザイン」という事業領域に「プロトタイピング」「回路設計」というのが同居しているのがなんだか新鮮。とは言いながら大学院のときは規模もグレードも全然違うながらもそういう、エンジニアリングとの関わり方、というのがひとつのテーマではあったし、実演してしまうことの力強さというのは当時散々感じていながらも今となってはどこへやら。
そんな自分のことはさておき。
昆虫をモチーフにした六足歩行ロボットが実際に走り回るのは、車輪ですーっと水平移動するのと違い、足をせわしなくバタバタさせて、体を揺らしながらかけずり回っているのはなんだか「かわいい」。ただ「動く」という目的からすれば無駄な上下の動きが、動物的だったり感情が入り込む余地を与えるのかもしれません。
展示はフェアレディZの車体、動物の骨、掃除機やボーイング777のX線写真、ドラム型洗濯機の底の部品、分解されたアーロンチェアなど、様々なものの機能を支える「骨格」をあらわにする展示物。そして「骨」をテーマにした作品。
ひとつひとつ書くのが難しいのだけれど、ものの構造や骨の役割を様々なアプローチで可視化しています。明和電機の笑うガジェットはシュール。そしてからくり人形が強烈な存在感を放っています。鼻の形態だけで表現された顔の表情は、極めてシンプルな形態でありながらそこに意識が集中し、動きを支える繊細に削りだされた歯車やプーリ、糸がもたらす緊張感がすごい。
動いているのは映像でしか見られなかったけれど、これの実演は見る価値は大いにありそう。
むかし冗談半分で「構造萠え」とか「機構萌え」とか言っていたけどそれもあながち否定できないです。
面白かったですよ。
