ベアリングス・グロッケン

BankART Lifeで強烈に印象に残った一品。
写真もあるのだけれどわかりにくいので動画を貼ってしまいます。





落ちてく鉄球が鉄琴に当たって音階を奏でる、というもの。
思いつきさえすれば簡単に出来てしまいそうに見えてしまうのだけれども、これはベアリングの球の精度があってのことで、パチンコ玉だったら全然うまく行かないはず。

球が描く軌道を作品の中に完全に組み込んで成り立っていて、作るにはある程度コンピューターでシミュレーションすることは出来るにしても実際は微調整が延々と続く作業なのだろうなあ。
なんてことを考えてしまったりもしたのだけど、実物からはそんなことは一切感じられなくて、無骨な機械の存在とは対照的な音を奏でる。そのギャップに驚きます。

 






vivariva.jpg


会場内にはヤノベケンジの立ち上がるオブジェもあったけど、金沢で見た時よりあんまり立ち上がっていない気がします。
横浜は金沢より放射線が少ないということか。


まじまじと見てみると、可愛いのはこの表情だけで、鉄板を叩いて曲げたのか凹凸がたくさんあるし手にも台座にも動いた時の擦れた痕が生々しい。
制作の背景にはチェルノブイリ原発事故があり、可愛いではなくなんだか物悲しい表情にも見えてくる。

at Dec/01/2008 00:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | memorandum
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